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【国際交流レポート】“世界の手遊び”は、こどもたちにも大人気!


 

 EN-TRY世界交流のコンテンツは、園のみなさまと一緒に創り上げ、試行錯誤しながら更新を重ねています。事前学習教材からライブ内容まで常に進化を続けていますが、その中でも大人気のコーナー「手遊び」。いつも園でやっている手遊びをお互いに紹介しあい、気持ちを共有する時間はこどもたちの心に残るようです。ここでは、各国の園で人気の手遊びをいくつかご紹介します。

 

 

■みんなの手遊び

 日本園・海外園がそれぞれ日常的に遊んでいる手遊びを紹介し合い、一緒に遊ぶ手遊びコーナー!こどもたちにも大人で、ライブ交流後に「一番楽しかったことは?」と聞くと、必ず「手遊び!」の声があがります。

 リズム感や言葉を育てる、こどもたちの注意を引き付けられるなど、手遊びの効果は多くありますが、コミュニケーションツールとしての魅力もあります。楽しい動きや面白い歌詞で一緒に笑ったり、お友だちが楽しむ様子を見て自分も楽しい気持ちになったりと、言葉が通じなくても気持ちを共有できる“手遊び”はライブ交流の中でも重要なプログラム。今回は、そんな“手遊びコーナー”から、4~5歳児のライブ交流で人気の手遊びを、国ごとにご紹介します!


■シンガポール園が紹介してくれた手遊び


・One little finger

人差し指で、歌に合わせて頭、鼻、あご、腕、足を指差してゆく手遊びです。「tap tap tap」など、簡単な単語を繰り返すフレーズも多く、英語が分からなくても一緒に歌いやすい部分があるのも魅力です。順番に指さした後、「put it on your ○○(head, nose etc.)」と歌う部分があり、同じ場所を2回続けて歌ったり、フェイントをかけたりするなどアレンジしても楽しめます。


・Open shut them

手のひらを握ったり開いたり、腕を速く回したり遅く回したり、大きな声や小さな声で歌ったりと、色々な対比を楽しむ手遊びです。一つ一つの動作はシンプルですが、スピードが変わるところなどではお友だちと競いあったりしながら、いつも盛り上がる一曲です。



・Head Shoulders Knees and Toes

こちらは英語圏のこどもたちが最初に覚える遊び歌の一つ。「Head shoulders knees and toes, knees and toes」の歌に合わせて、頭・肩・膝・つま先を両手でタッチしていきます。シンプルな歌詞・リズムなので、リズムの緩急をつけたり、歌詞を体の別のパーツに変えたりとアレンジして楽しみやすい手遊びです。




■オーストラリア園が教えてくれた手遊び

・My body makes music

タイトルの通り、手をたたいたり、足踏みしたり、歌ったりと軽快なリズムに合わせ体を使って音を鳴らす遊び歌です。



■インド園が教えてくれた手遊び

・Daddy finger(Finger Family Song)

「Daddy finger, Daddy finger, Where are you?」の歌に合わせ、お父さん指(親指)、お母さん指(人差し指)…と親指から順番に指を立てていく手遊びです。これまで紹介した歌あそびの中でも特にシンプルな歌詞・動きのため、ライブ交流の前に少し練習し、一緒に歌いながら遊ぶのにもおすすめの曲です。



■日本園が良く紹介する手遊びもご紹介!

最後に、日本のこどもたちが海外のこどもたちに発表する人気の手遊びもご紹介! 普段、みなさまの園でも馴染み深い手遊び、たくさんあるのではないでしょうか?


・一本指の拍手

「〇本指の拍手、〇本指の拍手、聞かせてくださいどんな音~」という歌に合わせて、拍手をする指の本数を1本、2本、3本…と増やしていく手遊びです。単純な法則なので真似しやすく、指を増やすごとに拍手の音も大きくなっていくので、こどもたちの気分の盛り上げにもぴったりの手遊びです。


・チョキチョキダンス

同じ動作を右手・左手・両手で繰り返す軽快なリズムの手遊びです。動作自体は単純なので、座ったまま手だけで行ったり、立って体をゆらすなど、少しダンスしながら行ったりとアレンジしやすいのも魅力です。フレーズの最後に毎回、「パパンパ パンパンパン イェイ!」と手をたたく部分があり、スキップするような楽しいリズムにこどもたちからも笑顔がこぼれます。



・あたま かた ひざ ポン

頭、肩、膝と、歌に合わせてそれぞれの場所をタッチした後、「ポン」で手をたたく手遊びです。1~2歳でも楽しめるくらいの難易度ですが、だんだんとスピードをアップさせたり、「ポン」で隣のお友だちとタッチしたりとアレンジすることで、4~5歳でも盛り上がります。海外にも「Head shoulder knee and toes」というよく似た手遊びがあり、海外のこどもたちからも受け入れられやすい手遊びです。


・やきいもグーチーパー

海外にも芋料理は多いため“焼き芋”は想像しやすく、秋にぴったりの手遊びです。短い歌詞の中にもストーリー性があり、小さな焼き芋を作るときは小さな手振りで、大きな焼き芋を作る時には全身を使ってなど緩急があり、こどもたちも飽きずに楽しめます。最後にはジャンケンもあり、先生対こどもたちの勝負でいつも盛り上がります。


・大きなくりの木のしたで

こちらも秋にぴったりの一曲。実はこの曲は「Under the Spreading Chestnut Tree」というイギリスの民謡が原曲という説もあり、で、アメリカではボーイスカウトの曲として広く知られているため、英語圏のこどもたちにとっても馴染み深い曲。ストーリーを想像しながら、全身を大きく動かすダイナミックな動きが楽しい手遊びです。


■終わりに…


今回は、さまざまな国で人気の手遊びをご紹介しました。ライブ交流では、先生を中心にこどもたちも一緒に交流先の園へ手遊びを発表するのですが、普段教えてもらっている手遊びを誰かに教えるという経験は、こどもたちにとって、とても貴重なもの。また、言葉が通じない海外のこどもたちへ手遊びを教えるのは、先生方にとっても初めての経験です。そんな“初めて”を楽しみながら、曲選びやこどもたちとの練習に力を入れてくださっている先生方を見ると、尊敬するとともに本当に嬉しくなります。

今回ご紹介した曲は、どれも実際にライブ交流で盛り上がるものばかりなので、曲選びに迷った際にはぜひ参考にしてみてくださいね!

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