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EN-TRY運営

【国際交流:実践園レポート①】葉山明照幼稚園。幼児英語教育よりも大切な国際交流。【ニュージーランド交流編】


葉山明照幼稚園

 

私たち株式会社シンクアロットが、「こどもたちの世界観を広げる」をミッションに提供する、園向けの世界交流プログラム「EN-TRY(エントリー)」。ただ、一口に「世界交流プログラム」と言っても、園の方針や思い、そしてこどもたち一人ひとりに違いがあるように、交流ひとつとっても、同じものはありません。そこで、「EN-TRY」について分かりやすくお伝えすべく、今回は、明照幼稚園様(神奈川県三浦郡葉山町)とAoraki Explores様(ニュージーランド)での実際の交流のご様子から、EN-TRYのプログラムを簡単にご紹介します!

 

 
 


はじめに:園向け国際交流プログラム『EN-TRY』に込めた想い

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急速にグローバル化が進む中、「国際社会で活躍できる人材を育てる」「多様性を受け入れ尊重し、世界の人たちと協働できる」というのは、現在の教育の大きなミッションです。一方、同世代の海外の人たちと日常的にふれあい、コミュニケ―ションを取れる機会のあるこどもたちはごくわずかに限られます。実際、海外の人たちと話をする機会がないまま大人になり、英語という言語の障害以上に、海外の人と話すことに苦手意識があり、一歩引いてしまう、そんな方が多いのではないでしょうか。

もしも、幼い頃から海外がもっと身近な存在であったなら。感性豊かなこどもたちの世界がどれほどの広がりを見せるのか。そんなことを考えると、とてもワクワクします。


「世界は広いこと」

「世界には違うところも、同じところもあること」

「世界の人たちは、友達になれる存在であること」


どうしても、こどもたちにこの3つを伝えたい。それも小さなうちから、特別なこどもたちだけでなく、あらゆる環境にあるすべてのこどもたちに対して。そんな想いから、国内と海外の園同士をつなぐ交流プログラム「EN-TRY」は生まれました。



交流成功のカギはプロセスにあり:EN-TRYの交流プログラム(ライブ前)のご紹介


「EN-TRY」のプログラムのメインとなるのは、リアルタイムで園同士をつなぐオンラインでの交流ライブですが、実は、世界交流イベントを盛り上げる鍵は、事前のプロセスにあります。「EN-TRY」では、できる限りこどもたちが純粋に楽しめる内容に加えて、きちんと、お互いの言葉や文化に違いや、同じところもあることを理解し、そこに関心を持つきっかけを提供することを重視しています。そこで、事前にお互いの国や文化について楽しく学べる動画教材を見たり(『交流国の紹介動画(例:ニュージーランド紹介)』)、相手の園の様子や、こどもたちの自己紹介動画を含めた『ビデオレター』を送り合うことを、最初の交流プログラムとして用意しております。相手のことを身近に感じてもらうことで、未知なものへの警戒心が解けるとともにお互いについて理解と好奇心が高まり、こどもたちが当日をワクワクした気持ちで迎えることができるこれらのプログラムも世界交流の一環として提供しています。


【交流国紹介ビデオのねらい】

交流園の国の文化(食べ物や、スポーツ、場所、言葉など)を先生と一緒に動画で学んでもらいます。交流先の園のこどもたちには日本を学べる教材を提供します。


【ビデオレター交換のねらい】

普段の園の様子や、こどもたちの自己紹介をビデオレターにして交換し、どんな友達と交流するのか、こどもたちの期待を高め、親しみをもってもらうとともに、海外の友達に自分をどのように自己紹介するのがよいかを考えるきっかけをこどもたちに提供します。

※園にて簡単な素材(写真・動画)だけ頂き、シンクアロットが制作します。



■いよいよライブ交流当日

葉山明照幼稚園

今回、紹介いたします「明照幼稚園(神奈川県三浦郡葉山町)」でのライブ交流イベントは約45分。ニュージーランドのAoraki Exploresのこどもたちとの交流です。ライブは、こどもたちが最後まで集中して参加できる長さにおさえています。実施したプログラムの一部をご紹介すると、①文化を学ぶ○×クイズ、②ファニーフェイスゲーム(にらめっこ)、③『ダンス交換』(「お互いのダンス紹介」)など、楽しみながらも、文化交流を図れる盛りだくさんな構成です。




当日の進行・通訳は、「EN-TRY」のマスコットキャラクター、海を越えて友達同士をつないでくれる「マグー」が務めます。実はこのマグー、国紹介動画や、ビデオレターなどにも登場するため、こどもたちにも馴染みある存在。マグーが登場するだけで、「かわいいー!」とこどもたちの間から歓声が上がります。



ゲームやダンスとイベントが進むにつれてこどもたちも盛り上がりを見せる中、今回、最も印象的だったのは◯×クイズでした。〇×クイズでは、マグーから「ニュージーランドにはキウイという名前のクマがいる」「日本では動物も温泉に入る」などお互いの国に関する問題が出題。すると、回答だけでなく「ニュージーランドってどこにあるんだっけ?」「私も温泉入るの大好き!」とたくさんの声が上がりました。それを聞いて、「EN-TRY」がこどもたちの「気づき」の機会を創出していることを実感し嬉しくなりました。





イベントもいよいよ終盤。最後はお互いへの質問コーナーです。マグーの「質問がある人―!」の声に反応して、「はい!」「はーい!」と勢いよく手があがります。「お気に入りのおもちゃは何?」「ニュージーランドでは、なんでお米を食べないの?」「幼稚園で一番楽しいことは?」と、こどもたちの質問は尽きることがなく、あっという間の45分でした。



【○×クイズのねらい】

お互いの文化に関連する相違点をシンクアロットが○×クイズに仕立てています。クイズと聞くと簡単に思えますが、どちらの国のこどもたちも文化の相違点を理解し、楽しめるよう、内容の企画と精査はシンクアロットが時間をかけて行っています。


【ダンス交換のねらい】

お互いの国や地域にまつわるダンスを実施し、真似し合います。発表会のように上手にやることが目的ではなく、お互い普段とは異なる踊りや歌を楽しみ、相違点を理解し楽しんでもらうことが目的です。一方で、英語を普段から取り入れている園様であれば、英語で振り付け付きの歌や、ダンス、ボディパーカッションを一緒に歌ったり、踊ったりも可能です。これによって、英語を学ぶことで、コミュニケーションが取れるようになることを、英語を学ぶ意義をこどもたちに理解してもらうことができます


■園で必要な準備


<EN-TRY実施にあたっての対応項目>

事前対応

①交流に向けたリクエスト(方針や相手国)の確認

②マッチング結果により相手園の決定

③園の写真、動画の手配(ビデオレター製作用)

④先生同士の交流、イベント打合せ

⑤プロジェクター等備品準備 ※弊社から無償レンタル可

ライブ交流当日

⑥会場準備

事後対応

⑦実施お便りの保護者配布


■明照幼稚園 杉田園長先生コメント:交流を通じて自然と、世界への関心が育まれました

EN-TRY実施のきっかけは、「こどもたちの世界観を広げる」という当社のミッションに共感したことでした。EN-TRYを提供するシンクアロットは、志のある想いや方向性がすっきりとわかり易く、好感を持ち理念を感じた為、今回のプログラム実施をお頼みしました。


ライブ前の動画を活用した交流も含め、知らず知らずのうちに交流させて頂けるのが目指す所で良い流れだったと思っています。幸せな未来を創る人となる素性を育むために色々な国の方がいて世界が有る。という感性を子どもの頃から、接して感じることは大変有意義だと思っています。


保護者からも、「中々経験できないことをして貰い嬉しい」との喜びと感謝の声が届いていて反応が良いです。又、ライブ前の交流では、用意して頂いたビデオを保護者に配信する計らいも有難かったです

また、職員にとっても新鮮で世界に目を向ける、良い機会となりました。


今後も持続的に海外交流を入れて、子どもたちと一緒に楽しみながら未来の種を蒔いて行きたいと思っています。


■神奈川県「葉山明照幼稚園」さま実施概要

<実施園児クラス>

年長さん(5歳児)クラス

<海外交流園>

Aoraki Explorers(ニュージーランド)


<実施交流プログラム>

事前交流

①交流園紹介ビデオ(ニュージーランド編)

②ビデオレター交換

ライブ交流(45分)

①挨拶

②ウォームアップゲーム(EN-TRYオリジナル)

③○×クイズ(EN-TRYオリジナル)

④ダンス交換

⑤ファニーフェイスゲーム

⑥Q&A

⑦写真撮影


◾EN-TRYへのお問い合わせ

本記事では紹介していない、実施費用についてや自園での開催について、その他、「EN-TRY」に関する各種お問い合わせは下記よりお願いいたします。




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